株式会社gumiを退職して2週間が経過しました。
すでにお仕事はさせてもらってますが、毎晩呑んでます。
と、いうと会社から開放されて遊び歩いているみたい響きになるんですが、そういうことでもなくて、今、毎日人に会っています。
宣言通り、今月中には実家に一時帰京するのですが、それにあたって、友人であったり、お世話になった人に会ってるのです。
積もる話をしたり、これからの話をしたり、非常に有意義でございます。
体重計には乗らないようにしてます。
大丈夫、実家帰ったら多分痩けるから。
その他では、2/1のゲンロン総会に始まり、大槻香奈さんの個展にいったり、土曜日には桜庭一樹さんの『赤×ピンク』の映画見に行ってきます。(舞台挨拶って何気に初めて)
そんな中、2月10日に、gumiのみんなが送別会を開いてくれました。
僕が1月31日という、ソーシャルゲーム業界的には月初前の超絶修羅場の日に退職したもので、人が集まらないだろうと気を遣ってくれたようで……申し訳ない。
僕が所属していた部署を中心に、沢山の方が来てくれました。
Visual Art Creationという、イラストを制作する部署にいたのですが、みんなの本気のプレゼントが、マジですごかった。
似顔絵位は描いてくれるかな、なんてやらしくも思ってましたが、想像の遥か斜め上をいく物量を投下され、困惑しました。(いい意味で)
gumiのいろんな方からのメッセージと、イラスト。
そしてgumi Westのみんなからも、大量のイラスト。
すべて紹介したいのですが、しっかりとみんな名前を書いてくれていたので、これは門外不出だなと。笑
僕だけの心に止めておきます。本当にありがとう。
でも自慢したいので、僕の部署のみんなが描いてくれたものだけは、ご紹介します。笑
こんなのもありました。
わかってるというかなんというか、ありがとうございますホント。笑
この後、恒例の黒夢を歌って終了でした……。
上京して11年が経ちました。
当日の最後のあいさつを前に、僕の情けない職業遍歴を振り返ったら、gumiは17つ目の職場でした。
よくもまぁ、ここまで転々と逃げまくってきたなぁと。
その先々で迷惑をかけ、人を裏切り、今に至る。
もう僕のことなんて忘れているのかもしれないし、心の何処かで未だに恨まれているかもしれない。
東京なんて狭いので、いつか会うこともあるだろうし、実はこっそり僕の動向をWebで見ている可能性もあって。この時代なので。
そうやって別れてきた人たちは、今何を思っているのだろう。思っていないのだろう。わかりませんが。
いつか、きちんと、お詫びと挨拶をしに行きたいと思っています。
そして、最後に辿り着いた株式会社gumi。
まずはそのきっかけを作ってくれて、この業界への扉を開いてくれたコントロールプラス株式会社の村田マリ社長。
赤髪の僕を拾ってくれて、本当に有難うございました。
iemoとこれからもマリさん、注目してます。応援してます。
gumiでお世話になった人たち一人ひとりにメッセージをと思ったのですが、とても個人的になりすぎるので、いつか直接伝えることにします。
ただひとつだけ言えるのは、繰り返すようだけど社会人としては失格の僕を、最後まで受け入れてくれたことに対して、感謝だけでは足りない気持ちでいっぱいです。
寝坊と遅刻で人生狂ったと言っても過言ではない僕の人生。
なんとなく病名あった時もありましたが、そんなのって生きていく上ではあまり考慮されないのでどうでもよくて、ただ事実としてどうしようもないやつだという前提がある。
案の定な勤務態度の僕に対して(怒られたことももちろんあったけど)最後まで、優しく(半分は諦めだったと思うけど)居場所を用意していてくれていたことに。本当に、ありがとう。
gumiは、現状の僕から言わせると最高の職場だったと思います。
ただ、居心地がいいからといって、いつまでもそれに甘えているわけにもいかないと思います。
いろいろと思うところがあって、このたび、会社を離れる決断をしました。
社会に表明したいのは、高卒の髪の赤い僕でも就職出きるという事と、お金は割りと稼げるということです。
僕は特別何か、わかりやすく文字で表現できるスキルがあったわけではありません。
自分の何が武器になるかわからないし、いつそんなタイミングがやってくるかわかりません。
こだわりは大事だけれど、自分の可能性の間口は、心持ち緩め広めのスタンスで構えていたほうが、人生幸せかもしれません。
と、なんとなく思います。
かなり目立って辞めました。
辞めたあとも、こうして大袈裟にお伝えしてます。
こうしてわざと自分を追い詰めてます。笑
これからどうなっていくことやら、まだまだわかりませんが。
どうぞ今後共よろしくお願いします。