猫背不眠症。

明日ライブします。

2008年6月28日に、吉祥寺の小さな赤いハコでそっと終了した『猫背不眠症』というバンドの看板しょって、9年ぶりに。

ライブ自体も、都内では約2年ぶりです。

人の誘い方も、ライブの仕方も若干忘れ気味です。ブランクの塊です。

今あるのは、正直なところ情熱よりも感傷です。

 

ライブの前日にどんなふうに過ごしていたのか、どんな気分でいたのか思い出せませんが、それ以前に毎週毎月リハとライブをして、音楽のことばかり考えて生きていた時期の自分と、今の自分がかけ離れていることについて、考えれば考えるほどいろんなものが押し寄せてくるのです。

 

自分の才能や可能性を信じる力が最近減退していて、夢もあまり抱かなくなりました。

いろんなことを諦め始めている自分がいて、ふと立ち止まるとどうしようもない気分になります。

あの頃信じていたほど、自分というのはかっこよくもすごくもなく、やればできるけれど全然やれていないので大したことないというのが今の評価です。

ああ、全然だめじゃん、なっさけな、と。

 

ライブ一本やりきる体力があるのか、声が最後まで続くのか、正直全然自信がないです。

体力戻そうとか、歌の練習をしようと思っていたけれど、蛇口全開の水道みたいに時間はあっという間に溢れて今に至ります。

 

本当に、クソみたいだわ。

 

自分が今やっている仕事について、不安はあるけれど絶対これで勝負してやるって思っているし、世界一獲りたいし、日々のすべてを投入している自負はある。

だから後悔なんて何もしていない。

でも、自分という人間の生き方のヘタクソさ、ままならなさには本当に腹が立つ。なんだか泣けてきた。

こんなはずじゃなかったなんて、死んでも言わないけれど、もっとまともな人間になりたかったと本当に思う。いつもいつも。

 

もうかっこなんてつけれないし、かっこよくないのもわかっているので、このまんま、ありのままで勝負するしかない。

隠す手もなければ、切り札もない。

あるとすれば、このクソみたいな自分をぶっ壊してめちゃめちゃにしてやりたいという、今の気持ちだけです。

 

俺には多分なにもできなくて、できないから命削って差し出さないと、どこにもたどり着けないし、なし得ることができないのだと思う。

 

明日、下北沢ベースメントバーで、トップバッターです。

どうぞよろしくお願いします。

中二病だから夏の魔物に会いたい。

古いアパートのベランダに立ち

僕を見おろして少し笑った

なまぬるい風にたなびく白いシーツ

魚もいないドブ川越えて

幾つも越えてい行く二人乗りで

折れそうな手でヨロヨロしてた 追われるように

~『夏の魔物』スピッツ~

中学一年の僕はこの歌で何回だって泣けた。胸にこみ上げるどうしようもない衝動や憧憬を抱えて、自転車で駆けた。

どこかにいるはずの運命のあの子を探しながら毎日下校した。

 

こんばんは、酔って帰ると電柱を爆破したり斬り倒したりする赤髪です。

幽遊白書で一番好きなキャラは刃霧要です。死紋十字斑。

みなさん中二病してますか? 恥ずかしい? Why?

現役中二病の僕ですが、ふと思います。

中二病、何で恥ずかしいんですか?

 

私の中学生時代たるやいわゆる筋金入りで、夜な夜な竹刀で雪山と格闘しましたし、アニメマンガゲームの手から出る系の飛び道具は一通り試しました。

一番練習したのはやっぱりMADARAの掌妙勁でしょうか。うん、あれはもうちょっと頑張れば出たと思うなー!

スプレーとペンキで、服に自分でデザインしたドクロマークを描いてブランドだとか言ってました。ブランド名は今でも覚えています。

「I’m hungry」

ご飯は毎日三倍は食べてました。おかわり。

あと、妄想癖だったのですが、あの頃、毎日考えていた物語をすべてプロット化したら一生食うに困らなかった気がします。

 

さてさて、こういうのを世間的には黒歴史というのでしょうが、僕はわりとそうは思っていません。

恥ずかしいかどうかで言ったらこれ以上のコメントは差し控えさせていただきますが、今ここでこうしてさらしている程度にはよい思い出だったなと思っています。

あ、今シラフなので明日の朝、これ見て死にたくなったりしないので安心してください。

 

中二病の定義とは。

曰く、伊集院光さんが生みの親であるとか、その頃の定義からは大きく変わってしまっただとか。

邪気眼だとかなんだとか。それでも恋をしたいだとか。いわばエゴとエゴのシーソーゲームだとか。

まあなんだっていいんだけど、とにかく「痛い」と言われていることに僕はなんだか寂しさを覚える。

もう一度聞きますが、中二病、なんで恥ずかしいんですか?

 

中二病を飯の種にさせていただいております僕が思いますに、中二病とは、「むき出しの感性」であるように思います。

でも、人がむき出しでいられる期間は限られていると思います。

人間的に成熟していない、未熟であればあるほどむき出しに近い。

それはつまり、成長すればするほど、皮を被っていくということになるからです。

むき出しの感性を思うたび、未熟だった自分が並んで想起されるからこそ、それらを恥ずかしいと封印してしまうのではないでしょうか。

 

大人になって恥を学んだはいいけれど、恥ずかしい恥ずかしいと目で手を覆っていては見えるもんも見えないなって思うのでした。

見えないものが見えないのは当然であっても、見ようとしなければ一生見えない。

あるかないかはわからないけれど、あると信じて見なければ一生見つからない。

その道筋がたとえ無駄であっても、恥ずかしいと目をそらさないで覚えていれば、何か起こるかもしれないよ。

 

そんなことは戯言さ。

ああなんとでもいうがいいさ。でもここまで読んだが最後なのである。

なぜなら君にある呪をかけたからだ。

 

言葉とは呪である。

この文章に、行間に込められた何かは自ずと君のどこかに働きかけ、呼びかけ、何かを刺激するのである。

その結果、何が起こるのか。

……何、恐れることはない。これは始まりであって終わりではない。

世の中そのようにできているのである。気軽にさあ、明日への扉を開くがいい。

イフタフ、ヤー・シムシム。

開くはアガルタの扉か、地獄の蓋か。

飛んで火にいる夏の夢。まどろむちょうちょと三千世界。

鳴かぬなら、泣くまで纏う夜の闇。

ここで会ったが百年目。鶴は千年、亀は万年。まんじゅう十萬千客万来。

寄ってらっしゃい見てらっしゃい。

まだまだ続くよ常世の舞台。

祇園精舎の鐘鳴らし、諸行無常と腹踊り。

 

ご清聴、ありがとうございました。

TEENAGE RIOT vol.9によせて。

10数年前のこと。

秋田県の南の方にある、当時人口3万人くらいの湯沢市というところで、小さなライブイベントが発足した。

その名は「TEENAGE RIOT」。

主催は高3の頭でっかちなマセガキだった。

地元のライブ事情を(勝手に)嘆き、ムーブメントを起こそうと年相応の無駄に暑苦しい理念のもと、地元のやんちゃな大人たちと動き出した手作りライブイベントは、なんだかんだ8回続いた。

湯沢市近郊の音楽環境の変化や、マセガキがいつの間にか本当に大人になって、世間のなんだかんだに足を取られ腰が重くなったのを境に、そのイベントは自然消滅しかけていた。

 

2日後の1月8日、日曜。約10年ぶりに復活します。

 

何かを続けるということは、とんでもなくカロリーを消費する行為だ。

気持ちだけあっても続かないし、何か物理的な障害が出てきたりもする。

そのうち自分の気持ちが変わってしまうこともあるし、一緒にいる誰かの事情が変わってしまうこともある。

 

ガキの青臭い熱量だけでは、毎年続けることは難しくて。いつの間にやら「事情」やら「障害」が出てきて。

気づけばもう10年も経ってたんだなと。

 

人の縁は代謝していくもの。

距離が離れるとまたそれは加速してしまう。

でも出会いは繰り返すものでもあって、互いのタイミングが合い血管に血が流れると、時間の概念は途端に吹っ飛んで昨日まで会っていたかのようにいろんなものが蘇る。

夜な夜な10畳もないスタジオで練習して、冬なのに気合が入りすぎて結露した床ですっ転んだことを、思い出します。

 

最近は楽器を置いてしまっていた人も、久しぶりにリハビリしてステージに立つ。

日頃、ライブハウスで磨いている奴らも鼻息荒くやってくる。

カバーもあればオリジナルもある。

大人の学芸会のような日になるでしょう。

いいんです。大の大人が大人気なく本気になると、滑稽でかつものすごくかっこいいものが出来上がることを、俺は高校の時から知ってます。

その背中を追いかけてきたから。

 

ありがたいことに、LEMONsは大トリをやらせていただきます。

ならちゃんと2ピースでやっているこのバンドですが、今回は特別編成で。

もう脱退して4~5年になるんだけど、ベースは一生の盟友、幸喜。

ドラムは、18から三年間、一緒に川蝉をやっていたこもりーが叩いてくれます。こもりーとは、それこそ10年ぶりくらいのステージ。

ビックマフは三台と予備一台です。

バンドのライブは一年ぶりになりますが、1月の始めに一本目ってことは今年はいい感じなんでなかろうかと思ってたり。

どうぞよろしく。

 

今回はほぼ主催として動いてくれている、こいつも盟友の瑞穂。

やつが声をかけてくれなかったら、この節目のイベント復活はなかったでしょう。

なんだかんだ俺らも一周りして、きっとここから新しい流れが生まれていくんだろうなと、ぼんやり確信しています。

 

いろんなものが過ぎ去って、あれやこれやとなくなったもの、失ったものも多いですが。

残るもんは残るんです。やる前から実感している次第です。

 

ここからまた、何か始めましょう。年明けに景気良く、ぶち上げます。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

TEENAGE RIOT代表、元マセガキ、絶賛現役中二病の和賀より、開幕のご挨拶でした。

 

たまにバーテンやってます。

このサイトに「EAR」というページがありますが、知らない方もいるかもしれないので改めてご紹介。

渋谷にEARっていう小さなBARがあって、ごくたまにですがバーテンをしてます。
あんまりお酒の種類はないので、僕もシェイカー振ったりはできない程度ですが……。

EARは音楽好きが集まる場所。

空間に対して明らかにオーバーキャパなスピーカーと仮面ライダーが迎えてくれるアットホームな空間です。

大体は第一日曜にのんびりBAR営業してます。
第三日曜は「SO FRY!」というオールジャンルのDJイベントが最近良く入ってます。

マイペースに関わってきたけど、気づけば4~5年? EARにいるんだなと。
昔は飲食店のバイトもよくやっていて、接客やらお酒作ったりは得意な方だったりはしたし、天職だと思っていた時期もあって。

バーテンとかいいなぁ、なんて思っていたけど機会もなく時間だけが過ぎ、結構大人になってからふとオーナーの尾崎友直さんに誘われてポンポンと話が決まったのを覚えている。

やりたいことは諦めなければやれるようになるとも思うし、でもタイミングって確かにあるんだなとも思わされる出来事だった。
何かをやろうとしてできないときは、自分に力が足りないだけではなくて、単に機が熟してないだけかもしれないってこと。

 

今日は今日とて、gumi時代の元・同僚と近況報告をしあったり、「SO FRY!」主催の加藤さんが新しいミキサーを試しにやってきて、新しいおもちゃを手に入れた子どもみたいにはしゃいだり。

フジとサマソニの感想を言い合ったり、あとからやって来た友達にTouch and Go Recordsを布教したり、楽しい夜だった。

 

最近はめっきり仕事人間っぽいノリで、今年はまだバンドのライブをできていなかったりする。
心境の変化はもちろんあって、それについてはまたどこかで話をしたいなとも思う。

ものすごく簡単にいえば、バンドに対して、まぁ上京してからやく14年の音楽活動について一旦のケリが付いているような気持ちが正直あるということなんだけれど。

それが故に、自分の中のテンションについて寂しく思うことが最近よくある。

が。が、だ。

こういう夜に思うのは、音楽やっぱりいいな。楽しいし、いくらでも話せるし、バンドやりたいなってこと。

 

俺はまだ死んでない!

……と叫べるテンションに今はないけど、何かしらやるので、必ず。

それについては今後また。お話できるタイミングが来たら。

 

今晩の発見は、BattlesにはDon Caballeroの遺伝子が確かに受け継がれているということです。

あとslintやっぱかっけぇ。

 

櫻井智さん、種田梨沙さん、テクマ!さん、そして赤髪。

日付変わって昨日は、いろんなことがあった日だった。

 

◎『櫻井智』さんの引退

櫻井智オフィシャルホームページ「TOMOFULL」 – wixsite.com

櫻井智さんが、ご自身のブログで引退を発表された。
るろうに剣心』の「巻町操」とか、『銀魂』の「日輪」とか、その辺が最近は有名なのかもしれないけれど、僕にとっては『怪盗セイント・テール』だし、『サムライスピリッツ』の初代「リムルル」なんですわ。
当時サムスピが大好きで。「ナコルル」が死ぬほど好きだったんだけど、リムルルが出てきた時はもう姉妹セットでハマりまくってた。
舞台やら深夜ラジオにもよく出てたし、CDも出てたりして。買ったなぁ。

gumiで『幻獣姫』のテキストを書いていた頃、「ベルゼバブ」というキャラのCVが櫻井さんで。収録終わった後に握手していただいたのは一生の思い出です。

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 (出典 -幻獣姫-©Mynet Inc.

たった一度ですがお仕事ができてよかった。まかりなりにも自分で書いたテキストを櫻井さんが演じてくれたんだからなぁ。

もう表舞台には出ていらっしゃらないのかなと思うけれど、これからの櫻井さんのことも心から応援しております。

 

◎『種田梨沙』さんの活動休止

株式会社大沢事務所

種田梨沙さんが、病気療養に入られる発表が所属事務所からされた。
大人気声優で各方面引っ張りだこの種田さんだが、個人的には『Fate/GrandOrder』のヒロイン「マシュ・キリエライト」。
「マリー・アントワネット」や「清姫」なんかもやられているけれど、やっぱマシュ。
アニプレックスが明らかに力を入れているし、アニメ化待ったなしな気がしていたけれど……。

ただ、なによりも大事なのはご本人の体調。一日も早くよくなってくれることを願っています。待ってます!

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 (出典 -Fate/GrandOrder- TYPE-MOON)

 

◎『テクマ!』さん、急逝

 

強烈でユーモア溢れるキャラクター、一度見たら忘れないインパクトありすぎなライブ。
なによりみんなにめっちゃくちゃ愛されてた。

何年前かなぁ。もうなくなっちゃった渋谷屋根裏恒例のエンドレス年越しライブでの異常な盛り上がり。
あの時初めてきちんとライブを見たけど、それこそ絶対忘れない衝撃だった。

早過ぎるなぁ。早過ぎるよ。

これに関しては、ちょっとうまく言葉が見つかりません。

ご冥福をお祈りしております。

 

 

僕はというと、株式会社オルツの米倉さんにお誘いを受けて、ゲーム会に参加していた。
あだち充先生がガン切れしたという噂の「タッチ」なる伝説級のクソゲーについて小一時間ほど語りたい気もするけれど、やめておきます。

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野球少年が人にボールぶつけちゃダメです。絶対ダメ。
どうしても気になる方はこちらのブログをご覧ください。全部書いてくださってる。

その後は桃鉄をやりました。
周りは経営者・プロデューサー・個人事業主というメンツ。○○社長の名前が妙にリアルな空間。
ああ、子供の頃にこんな日が来るなんて思わなかったよなんだこれ。

僕は惨敗でした。地味な行動してるとダメだね、攻めないと!!

二年でプレイしたんだけど、どのゲームでもミラクルとドラマがあった。
一定確率でとんでもないことが起こるようにプログラムされてるんじゃないかとみんな本気で疑うレベル。

よく出来たゲームだっていうことです。素晴らしい。

そして頂上決戦は、これまた非常にリアリティ溢れる売上と結果で終了。
人生もまた、ゲームなんですね。なんて思わされた。

優勝インタビューは「子会社の成功がこの結果に繋がりました。」

うん。ありそう過ぎる。

よい交流会でした。新しい出会いもあったしね。

 

株式会社オルツは人工知能を使った非常に面白いサービスを作ろうとしています。
これが完成して普及したら、本当に我々の仕事は半分以下になってしまう。ある意味、未来的ヤバさバリバリの内容。

興味のある方、是非ご覧ください。

 

人生は様々。浮き沈みやバイオリズムは長いスパンでも、ものすごく短い間隔でもやってくる。
たった一日にも、これだけの出来事が詰まっている。

できることといったら。色々あるけど、出来る限り前向いていこうよってことくらい。

明日も、なるべく前向きに生きられますように。

 

『Mayhem;Overtime』の『へむを』と焼肉会議したけどやっぱり尊敬できる男でした。

Mayhem;Overtimeの『へむを』こと永井くんが最近一人焼肉にハマっているらしいので、便乗してきた。

Mayhemについてはうちの基本みらあが紹介記事を書いていたりするのでそちらもよろしくです。

 

永井くんとは多分10年以上の付き合いになる。正確に覚えてない。
僕が川蝉やってたころで、永井くんはまだ『hem』をやっていた。

そのころから尖ってて大好きなバンドマンなんだけれど、今の彼はとても優秀な仕掛け人でもある。

話はひとつ前のバンド『hemlock』の頃に遡る。
バンド運営において、公式サイトはもちろんその他多様化するWeb サービスを使いこなすことは広告宣伝としては重要な鍵をにぎる。
ということがまだしっかり認知されていないというか、わかっててもやらないというかやれないというか、周りがそんな状態の時にTwitterで暴れまくったりしてしっかり結果を残したのが彼らだった。

あ、曲とライブはもちろんいいので割愛しますね。(いい意味で)

残念ながらhemlockは活動休止してしまったんだけど、その後に永井くんが始めたのがMayhem;Overtimeだった。

新しくまたバンドを始めるという話を聞いて、とても嬉しく思ったのを覚えているけれど同時に記憶に刻み込まれているのが「ギターが超絶テクでしかも可愛くて現役メイドです。」という言葉。
ああ、マジでこやつ抜かりないわって思った。

期待通りな安定の楽曲とライブの良さに付け加え、ルックスや話題性を初めから兼ね備えた状態でスタートをきるという盤石さ。
セルフプロデュースという意味では僕が知っているバンドマンの中でトップクラス。

その後も、hemlock時代より更に進んだWeb サービスを駆使して暴れまわる。
「ネットで度々問題を起こす」的ないい感じの評判も看板に、現在に至るまで精力的に活動している。

 

そんな永井くんを個人的にものすごく応援しているので、定期的にエセ戦略会議をするのが僕の楽しみなわけである。

僕が把握している最近の熱いWebサービス事情を共有したり、永井くんのプロ級Twitter運用術をご教授いただいたりと楽しい時間だった。

 

お互い十年前だったら「そんなこといってねーで魂で勝負しろよ!!」と食って掛かっていたんだろうなと思う。
ロックだ何だという言葉の前では、こういう話はしゃらくせーことなんだろうし、俺つまんない大人になったのかなーなんても思わないでもないですよ。

でも、重要な事なんだよね。

 

音楽を取り巻く環境は変わった。

夢も見づらくなってきたよ。

 

だからこそ真剣に、地に足つけてずっと音楽をやっていく、楽しんでいくためにはこういう話は必要なはず。

音楽で飯を食いたい人はたくさんいる。でも昔のやり方では本当に食べにくくなってきている。前も大変だったのに!

すごく思うのは、カッコつけるのがバンドでもあるんだけど、それはそれとして「お金ください」ってはっきり言う事って大事だと思う。

ちょっと表現が直接的すぎるのでもう少し砕くと。
自分の作ったもの、活動に誇りをもってやっているんだから、それにお金を払ってもらうことをもっと当たり前だと思えばいい。
そして払ってもらうための行動を堂々としたらいいと思う。

バンドマンのクラウドファンディングとか、いまだ賛否両論あるんだろうし、ここでその話題は広げないんだけど。
チャンスってなんだろうという話。
その形はたくさんあるんだろうけど、より好みしてられるほど余裕あんのかって。死にものぐるいで何かになりたいんじゃないかって。

方法は多くない。だったら選べる手段の中で全力になればいいんじゃないかって。

 

音楽の価値は、ちょっと低くなってしまった。
誰が悪いっていう話はこの際なしにして。事実としてそれは明確にあると思う。

でもフジロックだサマソニだって行って思うのは、音楽好きな人は全然いるし、お金払う人もちゃんといるんですよ。

価値が下がったんじゃない。時代が代わって見え方や形が確かに変わってしまったんだっていうこと。

だったら、こっちも変わりましょう。新しい価値作っていきましょう。って、それだけなんだろうなって思います。

 

はい。今年まだバンドのライブが一度もできてない奴が偉そうにいいました。

 

こんな風に言うだけなら言える。
それを行動に移すかどうかで、未来は大きく変わるというお話です。

つまり。僕が書いたようなことを体現しているMayhem;Overtimeのへむをはやべーやつなのだ。

カッコいいから聞いてくれ。

 

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食べ過ぎました。

『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.06

7月22日~24日の日程で行われた、言わずと知れた日本最大級のロックフェス、フジロック。

二度目の参加となる和賀の視点から、「テントサイトに泊まる、前夜祭から行くフジロック」をレポートしていきます。

鉄は熱いうちに打て、という言葉を肝に銘じつつ……なんとか8月中に書き切ることはできるのか!

前回記事はこちらから
『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.01
『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.02
『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.03
『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.04
『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.05

 

◎泣いても笑っても最終日。

仕事終わりました。
最終日にしてやっと心身ともにフジロッカーになった。

来年の教訓は「仕事はフジに持ち込むな」です。当たり前って言わないでお願い。

一日の始まりはヨガワークショップ/BASEWORKSから。

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写真に見えるのがピラミッドガーデンです。
ちょっと遠巻きだけどこんな感じ。

そのあとテントで朝食。

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最後の肉を片付ける。木曜日から実に4日目。
さすがにクーラーボックスの中は冷えてないけれど、普通にいけた。お腹も無事。

僕らが泊まったムーンキャラバンは会場に比べて高度が明らかに高く(微妙に気候が違う!)基本涼しいのでいけたってところかなと。
もちろん4日間肉が持つとは断言できないけれど、もっと保存環境をアップグレードすれば更に安全にいけると思う。
ちなみにホルモンが最終日まで残っていた。4日目にこれを食べようと思う辺りは男子脳……。

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4日目でぐちゃぐちゃだけど、こんな感じ。まさに男のテント泊……。
乾き物は全然余ってしまった。せめて消化しようとチー鱈山盛り。お酒は最後のワインを飲む。
ウイスキーストレートを朝から飲む気力はさすがにありません!
お水は2Lを一箱持ってきたけど、綺麗になくなった。

そこからのんびり、近所を探索。
気になるオブジェクトが乱立しているところへ行ってみた。

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サバゲーフィールドだった。
なかなか手作り感満載で、友人曰く「これ都内だったら怒られるレベルの施設」だそうだ。僕は味があっていいと思ったけど。笑

 

さて。のんびりしたところで会場へ。

ちなみにここで結構どこにも書いてない、わりと重要なテントサイト情報。
ムーンキャラバン・ピラミッドガーデンのチケットを持っている人は通常テントサイトへも入れる。
もちろん幕営はできないけれど、通常テントサイトからRED MARQUEEへ直で行ける入口があってこれが使えるのだ。
テントサイトから通常ルートで行くと何気に混んでいて思うようにスピードが出なかったりするので結構おすすめです。(起伏はあるけど)

最終日のスタートに選んだのはSHERBETS。出演者にキャンセルが出て、かわりにが出ると知ったのは前日の話。
こりゃ見るしかないわとRED MARQUEEへ。

のんびりしすぎて頭に間に合わなかったのが悔やまれるけれど、もう浅井さん節全開のライブに終始ニヤニヤ。
高校の時に聞きまくった『SIBERIA』の曲がたくさん聞けてアガリまくった。

『アンドロイドルーシー』と『ジェーンジェットの犬』が聞けたのは胸熱だった。
後は『HIGH SCHOOL』が聞けたら最高だったんだけど……と思ったら一曲目だったそうで。大失敗!

高校の時に地方FMで番組を持っていたんだけど、その時のオープニングBGMがこの曲だった。懐かしい。大好き。

 

次は非常に楽しみにしていたBABYMETAL、に向かう途中の出来事。

ちょうどGREEN STAGEKen Yokotyamaがプレイしているのを横目で過ぎた。

僕は小さい頃からとってもひねくれ者だったせいで……。
人生三大通過してないものが「ポケモン・エヴァ・Hi-STANDARD」で、悪気はないのだけれどKen Yokoyamaへのリスペクトが薄めなんです。
なのでハイスタを含めて曲は殆ど知らないんだけど。

あのリフが聞こえてきちゃったわけ。

さすがに走って戻ったよね!!
ええ、とても。よかったです。

ちなみにフジロックで実際に演奏された映像はYoutubeで見れますが、明らかに個人が上げたものなのでここでは紹介しません。
とはいえ、体験したい人は検索してみると良いと思います。自己責任で!

 

BABYMETALまではまだ時間があるので、ご飯休憩。

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ええ、寒かったんです。雨も降ってきたし。

 

さて、BABYMETALなんですが。
これ会場入れんのか……? という人の流れ。
入場規制レベルの人混みをWHITE STAGE横、ところ天国から見つめる僕ら。
最悪、ここで聞けばいいかねーなんて言っていたけれど「いや、これここまできたら行かな嘘でしょ。」と腰を上げ行列に突入。

牛歩状態で進みながらなんとかWHITE STAGEに入れた。
小雨のぱらつく中、超満の中、ついに始まった!

ちなみに私、初見です。

作りこまれた映像演出と演奏陣のバリテクな音の中、登場するBABYMETAL。
一曲目は、アイドル風に言えば自分たちの紹介曲、挨拶曲と言った感じの『BABYMETAL DEATH』。

女の子たちを見ちゃうと、かわいいなーってなってしまうけれど演奏が本気でメタルしてて笑ってしまった。いい意味で。

そこからの『ギミチョコ!!』

THE MAD CAPSULE MARKETS大好きな僕としては、TAKESHI UEDAさんが提供しているこの曲は大注目なわけなんです。
ええ、素晴らしい。

折角なんでMADの曲ものせときます。聞いてね。

公式が見つからなかった……。削除するかもしれませんのであしからずです。

 

BABYMETALの1stアルバムは聞いてたんだけど、おさないなーなんて思ってた。
だけどステージを見て関心。素直に感心。SU-METALちゃんの歌、すごくいい。

ばりっばりの思いリフをぬって突き抜けてくる感じ。伸びもあるし安定してるし。

もう一つ心に残ったのがこの曲。

泣きのピアノから始まり……このリフ!
必殺の日本人大好きメロディックメタル。サビのジャンプ。

まさに国民的メタルバンドのあの曲じゃん! ええ、素晴らしいオマージュです。だって普通にいい曲。

感想のギターがハモった瞬間、大興奮ですよ。
いやーーーBABYMETALいいわ。エンタメとして完成されてる。本気でぐっと来ました。

素直に大ヒットが頷けるステージだった。
しいていえば今度は室内で重低音を満喫したいと思った。

 

さてさて。残すところは大トリです。そう、Red Hot Chili Peppers
僕が心から愛するNirvanaと共にあの時代を駆け抜けたレジェンド。

……ここから熱いレッチリレポが、はい……

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りません。

 

正直に言おう。歳なんだなって。しょうがいないんだけど寂しかった。

名曲メドレーみたいなライブだったけど、上がらなかった。往年のスターのライブみたいだった。

何よりも。

『Can’t Stop』やらなかった。

大のレッチリ好きでこれを最高に楽しみにしていた友人が「もうファン辞めます」って言ってたのが印象的で。(もちろん理由はそれだけじゃないけど)

色々とバンドの心境とか想像して擁護はしたけれど、やっぱりただのファン心理としてはやってほしかったです。

求められるものと、表現者の葛藤とか、永遠のテーマだけど。

 

そこからは電気グルーヴがGREEN STAGEとフジロックの最後を締めるべく、ダンスフロアを作り上げていたらしい。
僕はというと最後に選んだのはRED MARQUEE。

BOREDOMSのEYヨさんのDJ!!
一日目のライブの様子はこちら

仕事があったりなんだり、いやほとんど仕事だけど。そのお陰でバタバタしていたフジロック。
最後の最後にたっぷり一時間踊り狂って締めました。

EYヨさん最高。最高でした。

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来年も来ます。狙ってる人はこの日付を要チェック!

温泉は、この日初めて並んだ。ムーンキャラバン・ピラミッドガーデン専用温泉は本当に空いている。これは今回最大のメリットだったかも。

 

◎さらば苗場。また来年。

フジロック4日目。12時までテントサイトを出ればいいというのんびり具合がまた魅力なんです。

とはいえ粛々とお片付け。

ものもなくなったところで、今回お世話になった住居のスペックを改めてご紹介。

こちらでも紹介したように、リビングと寝室があるタイプ。

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来年一緒に行ってくれる人、募集中。人数いればいるほど楽しいと思うので。

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綺麗に積めました。

PCを充電してエンスト気味だった車も無事エンジンが掛かり一安心。
ちなみにそういった車のトラブルにも対応してくれるサービスがあります。至れり尽くせりだね。

 

以上、一ヶ月以上かかってしまいましたが、今年のフジロックレポートは終了になります!
来年はもっとタイムリーに鮮度の高い情報を提供したいです。

っていうかみんな行こう。一緒に楽しもう、フジロック!!

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

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ただいま。

 

『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.05

7月22日~24日の日程で行われた、言わずと知れた日本最大級のロックフェス、フジロック。

二度目の参加となる和賀の視点から、「テントサイトに泊まる、前夜祭から行くフジロック」をレポートしていきます。

もう9月になるけど、二日目の様子をお伝えしていきます。

前回記事はこちらから
『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.01
『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.02
『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.03
『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.04

 

◎俺のフジロックやっと始まった……?

いうても平日だった0日目と1日目。
苗場でも仕事に追われるという二日間でしたが、今日は土曜日だ!
というわけで朝食。

0日目でなくなると思っていた食料はまだ健在。
焼けば食えるよね! という男子的な思考もありつつ、クーラーボックスって3日目でも結構冷えてるのね。
近場のホームセンターで買ったいわゆるノーブランドな品ですがいい仕事してくれました。
冷却用のアイテムをもう少し考えれば4日間自炊も余裕かも。

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そこから気になっていたヨガワークショップ/BASEWORKS へ。

朝9時からやっている、フジの中では一番意識高いライブ(?)です。笑
でもとってもよかったよ! スッキリ!

さてここからは14時までのんびり。
THE ALBUM LEAFかな~とおもっていたところを、FIELD OF HEAVENROVOに変更。
それまで時間はたっぷりある!(この時点でまだ仕事残ってるんだけどね……)
ちょっと周りを散策してみることに。

フジロックはアウトドア用品の見本市といっても過言じゃない気がしている。
現に僕は去年絶対欲しいと思ったアイテムを手に入れて苗場入りしたし、今年もいろんな人たちのキャンプの様子を見て勉強した。

テントは寝室とリビングがあるタイプが快適なんだけれど、どうしても設営は二人がかりでないと厳しい。
一人で同等の環境を構築できるなら奥多摩辺りでキャンプしながら仕事してみたいなぁと画策する僕は、なんとかしてその壁を超えられないかと思っていたのですが……。ありました。

 

 

これね、多分「二人でやれ」って書いてると思うんですわ、説明書に。
でも経験上、一人で広げられるはず。これをリビングにすれば、寝室は二人用のコンパクトなテントでもいいなぁ……。

夏ならこういうベッドで寝ちゃうのも手です。
快適そうだったなぁ。

来年は、イケてるテント生活をしている方々に取材してみようかな、なんて画策しています。

 

そんなこんなでのんびりしつつ仕事しつつでFIELD OF HEAVENへ。
折りたたみの椅子に座りながらROVOをまったり楽しむ。

フジロックは野外フェスだけど、必ずしも立ってなきゃいけないわけではない。
なんせスペースは広いのだ。少しでも前に行きたい人は別だけれど、のんびり聞きたければ座りながらでも楽しめるのがよい。

こういう折りたたみの椅子を持ち運びつつ、好きなときに座って食べる、飲む、聞く。
レインウェアや着替えなどちょっとしたもの置いたりするベースにしてしまうのもフジロック流。
もちろん貴重品等々、自分の持ち物はしっかり管理する責任があるけれど、日本の治安の良さを実感します。

ちなみにフジロッカーにはこれが人気。

肝心のROVOですが、心地よすぎてウトウトしてました。これ褒め言葉ね!

 

その後はボードウォークを抜けてなんとなくWHITE STAGEを目指す。
ところ天国で川に足をつけながら仕事をしようと企む。

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ここでのんびり仕事でもしようかと思ったんだけど……。

寒い。

想定外に寒かった。今年はそこまでガンガンに晴れていたわけでもなく、川辺はちょっと気温が低かった!!
もう少しゆっくりたかったのだが、やむなく離脱……。

体が冷えたらどうすればいい? カロリー摂取するしかない!! ということであんまり食べてなかったフジ飯を食らう。

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なんとか体を温めて……。
二日目一番のお目当てであるEGO-WRAPPIN’へ!

一曲目からいきなり『くちばしにチェリー』でブチ上げ!

『私立探偵濱マイク』の主題歌だった曲。
濱マイク……マジで好きなんですわ。あんなスタイリッシュでマニアックな地上波ドラマ、なかなかなかったと思う。

そこからもう、流れるようにラストまで堪能した。こんなに満足度高いステージいつぶりだろうってくらい、お腹いっぱい。
そして最後は『GO ACTION』で踊り狂うフロア!

はぁ~、EGO-WRAPPIN’ 最高だったわ~……と浸っていたら。なんと中納さんと森さんが二人だけで再度ステージへ!
もう一曲、とアコースティックバージョンの『サニーサイドメロディー』。
しっとりと、素敵な余韻を残して苗場の夕方を飾ってくれた。

 

さぁ、いよいよ二日目ヘッドライナーの『BECK』!!

……なんだけど。3曲聞いて気づきます。そこまで自分、好きじゃなかったわ。
ということでGREEN STAGEを急いで離脱して再度WHITE STAGEへ!

悩んでたけどやっぱりこっちです。『TORTOISE
結構昔のアルバムしか持っていなかったけれど、生で聞けるなら是非と急いで向かう。

結果大正解だった。
「あ、5人なんだ!!」とか言うほど、よく考えたら全然知らなかったけど、とにかく新鮮で刺激的。
昔聞いてたアルバムと全然違う気もしたけど、実験的で前衛的でちょっと不穏な感じの楽曲がすげーよかった。

その後もフジの夜は続くんだけど。
余韻に浸りながらそっとキャンプサイトへと戻っていく私であった。

仕事残ってるんでね……。

『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.04

7月22日~24日の日程で行われた、言わずと知れた日本最大級のロックフェス、フジロック。

二度目の参加となる和賀の視点から、「テントサイトに泊まる、前夜祭から行くフジロック」をレポートしていきます。

前回に引き続き、一日目! ヘッドライナーが終わった後の夜のフジロックをさらりとご紹介します。

前回記事はこちらから
『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.01
『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.02
『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.03

 

◎目指すはオールナイトフジ

誰もいないGREEN STAGEを横目にWHITE STAGE方面を目指します。

目的地はフジロックのエリアでも最奥地。Café de Paris

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GREEN STAGEを少し抜けたところ。木の上に大きな目玉。

この目玉はフジロック名物。あちこちにある大きな岩に、川原の石に。色んな所に目玉が見かけられます。

もう少し行くと、右手にKIDS LANDが見えてきます。

フジロックは、子どもと一緒に参加しているファミリーもたくさん見かけます。そんなパパママの子守スポットでもあり、自分が子どもだったら……と遥か過去に思いを馳せれば、もうたまらないであろう遊具のあるブース。

今回写真を撮っていなかったことが悔やまれますが、ここにある小さなメリーゴーラウンドがね。好きなんです。

夜の闇に淡く光って回っている感じが、たまらなくてね。オススメ。

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さらにWHITE STAGE方向へ。森のなかを抜けていきます。

上からぶら下がった、星。イカ? 異星人? 謎のオブジェクトが森を染めています。

写真だと伝わらないんですが、徐々に色が変わっていくんですよ、これ。

先を急ぐ人、まったり酔っ払って歩く人。フジの夜を彩ってくれる光。

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WHITE STAGEの手前、ところ天国に到着。

ここは日中なら川原で涼む人たちで溢れるスポット。僕のお気に入りスポットでもあります。

ところ天国では、映像作品が上映中。この時間の川の水は芯まで冷えるくらい冷たいので、さすがに誰もいません。

ここからCafé de Paris方向へボードウォークで抜けていきます。

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森の中を突っ切るように伸びた木道。日中でも鬱蒼と暗いのに、夜となると完全に闇。

その中を様々なライト・演出が照らす夏の夜の夢みたいな道。こんな素敵なことになっているとは知らずにテンションが上がるわたくし。

控えめなライトに始まり、途中の木道亭では数人の人が固まってひっそり幻想的な映像を見ていたり、森に置かれたモニターではアップになった巨大な虫の営みが見れたり。

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森のなかのミラーボールって、すげぇいい。夏だし、ホタルみたい。

でもね。ストロボは危ないよマジで。前後左右わかんなくなって木道から落ちそうになったからね!!

……なかなかできない体験ではあるんですが。笑

 

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そんなこんなで、Cafe de Parisに到着。

バッキバキにかっこいいトラックでゆらりと揺れる。やっと僕のフジロックが始まったと実感しました。遅い。

ハイネゲン一杯やって、周りを散策。

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蒸気を吐き出す謎のオブジェクト。

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光るうさぎ。

 

 

なんとか一日目を取り戻した気分になって、僕は帰路につくのでした。

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帰り際のORANGE CAFE

 

ちなみにここから、自陣のムーンキャラバンまで。一時間コースですわ。遠い。

『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.03

7月22日~24日の日程で行われた、言わずと知れた日本最大級のロックフェス、フジロック。

二度目の参加となる和賀の視点から、「テントサイトに泊まる、前夜祭から行くフジロック」をレポートしていきます。

前回は、全然体験できなかった「前夜祭」の様子をお伝えしましたが、本日はいよいよ一日目です!

前回記事はこちらから
『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.01
『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.02

 

 

◎ついに始まるフジロック!!

持ち込んだ仕事でスロースタートな気分の前夜祭から、ついにフジロック’16本番!

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とはいえ、一日目は目当てが少なかったので、これまた空き時間で仕事を倒す感じになりそうな雰囲気。一緒に行ったメンバーも、初日は肩慣らしという感じでのんびりな朝を……。

迎えられるはずがない。だって11時からBOREDOMSなんだもの!!

11時というとお昼前という感じもしますが、フジ的にはメインステージであるGREEN STAGEのトップ!
朝一なわけです。

BOREDOMSといえば、僕の大好きなnirvanaのカート・コベインに「ボアダムスに入りたかった」とまで言わしめたバンド。

中心人物のEYヨ(山塚アイ)さんは伝説のノイズバンド、ハナタラシのフロントマンでもあります。その壮絶なレジェンドっぷりに興味がある人は個別で調べていただくとして(それだけで一つ記事が書けるので笑)BOREDOMSを少しご紹介します。

BOREDOMSのメンバーですが、三人です。もう一度言います。メンバーは三人です。

 

メロディーや歌、一定のリズムとはもはや無縁。表現という衝動がそのまま駄々漏れになっているようなバンド。
ジャンルとか、音楽性とかって話はこの際抜きにしましょう。BOREDOMSという独立した何かなので。

そんな彼らのライブ!

僕のテントサイトは曇りで肌寒かったのですが、会場は晴天。そして暑い!!

フジロックが始まるぜ! 的な主催者挨拶を聞きながら、何年か前に日比谷公会堂で初めてBOREDOMSのライブを見た時のことを思い出します。
あいにくの雨だったのですが、EYヨさんができてた瞬間に晴れたっけ……。まさに最強の晴れ男。

ステージにはドラムが2台。と、謎の設備。

ドラムを取り囲んでるそれ、何……? 銀色に輝く棒。端っこは丸くなっていて……。

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まるでキリストのようなルックスのEYヨさんが、その棒を小さい鉄? アルミ? の棒でなぞるとですね。

……しゃらららら~ん、という金属音が会場に鳴り響くのです!!

これでした……もはや楽器ですらない!

まぁEYヨさんは、これまでも想像だにしないようなオブジェクトを楽器のように扱ってきた方なので、そこまで驚きはしないまでも、笑いました。

これ、ギザギザになってますよね? ここをなぞってたんですね……。
これは今回のライブのメインサウンドとして何度も登場しました。ええ、工事現場の資材ですけどね?

そこからは2ドラムとEYヨさんの変幻自在のパフォーマンス! 触ってると音が出るのか、手を離すと音が出るのか……よくわからない謎のデバイスを操っていたりと、とにかく何をしているのかは40%くらいしかわからないけど、脳みそに直接電極をぶち込んだような高揚感が会場を包んでいきます。

そんな中……冒頭のロープどめ金具にも匹敵する楽器? があることに気づきました。

ヨシミさんが電子パットを叩くと、これまた不思議な金属音がなるんですよ。
なんだろうと思っていたんですが、会場のモニターを見上げるとね……。

ステージ天井に向けれた小型スピーカーのコーンの上を躍る、ワッシャー、ビス、折れたフォーク、灰皿……。

そう。電子パッドを叩くたびに、スピーカーコーンが金属のガラクタたちを振動で跳ね上げて、そのぶつかり合う音が……会場に流れていたんですね!!

なんだこれ、自分は一体今何を見聞きしてるんだろうと。

ただただこみ上げる笑い。ぶち上がる衝動。脳みそから溢れ出すよくわからん物質!!

音楽じゃないのかもしれませんが、じゃあ音楽ってなんですかと。
哲学みたいな話がしたいわけじゃなく。ひたすらにBOREDOMSは感性を直接バールでぶん殴り続けてきたした。

ええ、最高でした。

フジロックが始まった!!

 

◎結局空き時間は仕事、仕事。

BOREDOMSでの興奮も、ムーンキャラバンの仮設苗場オフィスに戻る頃には落ち着いておりました。

遠いわ。

そこから仕事をして、15:20からFIELD OF HEAVENでのUAを目指します。

ボードウォークという道が二本ほどありまして。目的地がはっきりしている人にとってはちょっとしたショートカット。
なんて一方通行で、特定の場所にしかいけないのですから。

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緑の中を行く……これが気持ちいいんですわ。

FIELD OF HEAVENは会場でも奥地とされている場所。とっても遠いのですが、山好きとしては緑に癒やされて気を紛らわせることが出来ました。

そして到着。

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……が、超満!!

ゆっくり座ってみたかったのですが、そういう雰囲気でもなく。

一曲目の『情熱』で上がったテンションも、人混みと暑さでやられてしまい……。ドリンクも買えないほどだったので、途中で離脱してしまいました。

こういう苛酷さとその時の気分を大事に行動する感じもフジロックならでは。

UAさんには何の責任もない! また機会を改めてみたいです。

帰りは川原でちょっと涼んだりしつつも……。

ヘッドライナーのSIGUR ROSまでお仕事再開。

 

◎まぁ、仕事って終わらないですよね、からのSIGUR ROSをロス。

フジまで行って何してんだって話ですが、仕方ない!!
冷静になると、そこまで吐いちゃうほどSIGUR ROSラブでもないじゃん、と自分に言い聞かせつつ……。

せめて深夜に少し踊りに行こうと誓いつつ、仕事をやっつけていくのです。

なんとかめどを付けて移動した始めたのは0時を回ってから。

夜のフジも、味があるんです。

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場外エリアは今が本番。

新人たちが熱いライブを繰り広げるROOKE A GO GO以外は、はっきり行っていかがわしい雰囲気満載のブースばかり。
一回も入ったことないけど、なんか怪しいCRYSTAL PALACE TENTとか(偏見ですみません)これまた入ったことないけど、見るからにナンパが横行してそうなバーとか!!
余裕がでたらこの辺でも遊んでみたい、来年あたり。

あ、ディスってないです。でも通ればわかるよあの雰囲気!

 

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誰もいないGREEN STAGE。

ここでSIGUR ROSが爆音を……。
いいんだ、きっとまた見れるさ!!

 

このまま奥へ奥へと……。
フジの一番奥地を目指します。

次回は、夜のフジの様子を。