TEENAGE RIOT vol.9によせて。

10数年前のこと。

秋田県の南の方にある、当時人口3万人くらいの湯沢市というところで、小さなライブイベントが発足した。

その名は「TEENAGE RIOT」。

主催は高3の頭でっかちなマセガキだった。

地元のライブ事情を(勝手に)嘆き、ムーブメントを起こそうと年相応の無駄に暑苦しい理念のもと、地元のやんちゃな大人たちと動き出した手作りライブイベントは、なんだかんだ8回続いた。

湯沢市近郊の音楽環境の変化や、マセガキがいつの間にか本当に大人になって、世間のなんだかんだに足を取られ腰が重くなったのを境に、そのイベントは自然消滅しかけていた。

 

2日後の1月8日、日曜。約10年ぶりに復活します。

 

何かを続けるということは、とんでもなくカロリーを消費する行為だ。

気持ちだけあっても続かないし、何か物理的な障害が出てきたりもする。

そのうち自分の気持ちが変わってしまうこともあるし、一緒にいる誰かの事情が変わってしまうこともある。

 

ガキの青臭い熱量だけでは、毎年続けることは難しくて。いつの間にやら「事情」やら「障害」が出てきて。

気づけばもう10年も経ってたんだなと。

 

人の縁は代謝していくもの。

距離が離れるとまたそれは加速してしまう。

でも出会いは繰り返すものでもあって、互いのタイミングが合い血管に血が流れると、時間の概念は途端に吹っ飛んで昨日まで会っていたかのようにいろんなものが蘇る。

夜な夜な10畳もないスタジオで練習して、冬なのに気合が入りすぎて結露した床ですっ転んだことを、思い出します。

 

最近は楽器を置いてしまっていた人も、久しぶりにリハビリしてステージに立つ。

日頃、ライブハウスで磨いている奴らも鼻息荒くやってくる。

カバーもあればオリジナルもある。

大人の学芸会のような日になるでしょう。

いいんです。大の大人が大人気なく本気になると、滑稽でかつものすごくかっこいいものが出来上がることを、俺は高校の時から知ってます。

その背中を追いかけてきたから。

 

ありがたいことに、LEMONsは大トリをやらせていただきます。

ならちゃんと2ピースでやっているこのバンドですが、今回は特別編成で。

もう脱退して4~5年になるんだけど、ベースは一生の盟友、幸喜。

ドラムは、18から三年間、一緒に川蝉をやっていたこもりーが叩いてくれます。こもりーとは、それこそ10年ぶりくらいのステージ。

ビックマフは三台と予備一台です。

バンドのライブは一年ぶりになりますが、1月の始めに一本目ってことは今年はいい感じなんでなかろうかと思ってたり。

どうぞよろしく。

 

今回はほぼ主催として動いてくれている、こいつも盟友の瑞穂。

やつが声をかけてくれなかったら、この節目のイベント復活はなかったでしょう。

なんだかんだ俺らも一周りして、きっとここから新しい流れが生まれていくんだろうなと、ぼんやり確信しています。

 

いろんなものが過ぎ去って、あれやこれやとなくなったもの、失ったものも多いですが。

残るもんは残るんです。やる前から実感している次第です。

 

ここからまた、何か始めましょう。年明けに景気良く、ぶち上げます。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

TEENAGE RIOT代表、元マセガキ、絶賛現役中二病の和賀より、開幕のご挨拶でした。

 

メリークリスマス(もうすぐコミケ)

毎年この時期になると、我が母キヨ子による鉄板ギャグ

「クリスマスでね、クルシミマスだ!(クリスマスじゃない、苦しみますだよ!)」

が炸裂するのですが、去年は父、俊郎が言っていたので和賀家の業の深さを感じます。

ところで昨日思ったんですが、「Merry Christmas!」っていつ言うのが正しいんですか教えてサンタさん。

 

年末も年末ですが、今年はコミックマーケット91の二日目(12月30日金曜日)に出店いたします。
詳しくはGIRL/Fri.eNDのページをご覧いただけたらうれしいです。

とか言いつつ、ブースは

西-は-17a

です。よろしくお願いいたします。

 

ところで、最近はWEB配信というのが当たり前なご時世でございまして、書籍化はそこで人気でなきゃしてもあんまりみたいな話も聞いたりします。
それで、というわけではありませんが、今回の新刊「あおいはる。~秋のオブリヴィオン~」を、先行配信しております。

そもそも同人誌であり、頒布することが目的であり、500円で採算なんて初めから採れていないのです。
なのでWEBで配信することになんら疑問はありません。

手にとって、家で寝っ転がりながら紙で見たいし、お金払ってもいいよ! という方は是非、当日ご来場いただけたらうれしいです。

とはいえ、最近は電子書籍なんかもあるわけで、紙かさばるわー買ってもいいけどデジタルがいいわー、という方もいらっしゃるかと思います。
だからというわけでもないのですが、実験も兼ねてWEB先行販売もしてみております。

ファンとして登録しないといけないシステムも鑑みて、紙よりも値段は抑えております。
データ的にもPDFなので、読むのに一手間な可能性あり、ということもあります。

それでもご興味のある方、30日より前に読んでやろうじゃんという方、是非とも見てみて下さい。

 

一連のことは、すでに一年以上前から構想にあったことですが、まぁまぁ僕も綾瀬も全然何にもできずという感じでここまで来てしまいました。
やっとのこと外堀は埋めたので、更新されなかったらもう明確に「お宅らサボってますよね。」というのが衆目にさらされるわけですコワイ。

どうか生暖かく見守っていただけたらうれしいです石投げないで下さい。

 

先行配信については、一日一話目指して更新していきたいと思います。
計算的にコミケ当日まで全話公開間に合いませんが、それは「告知」的な意味で、本の方もできれば手にとっていただけたらという気持ちです。
もちろん、コミケ後もUPしていき、最終的には全話公開する予定です。

今後は、WEBで配信したものが本になったり、WEBと本で連動したりと、そんな感じでやっていけたら理想だなと綾瀬と話しております。
あっちこっちのサイトに登録しているのは、それぞれ使いやすいサイト、普段から親しんでいるサイトがあるだろうとの思いから、展開しております。
数が多い方が目に入る機会が多いだろうとかもちょっと思ってるよバレてるよね!

メインはカクヨムさんにしようかなと思っていますが、僕らも使いやすさでメインの拠点は移動するかもしれません。
当面はそんな感じでやっていきます。

 

諸々、相変わらずの直前告知で申し訳ありません。
今年も残りわずかですが、ラスト数日そして来年と、ケツ叩いてやっていこうと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

無事、人理を守った和賀でした。(FGO新章期待してますきのこ神。)

あかいめだまのさそり。

何やらタイムトラベルする夢を見て、寝たのにすっごく疲れている赤髪です。
母の実家が夢でも火事になりまして、世界線が変わっても同じ結果に収束するというやつを実体感してきてしまいました。
こええ。

肝心の本籍の方のお家はというと、何故か10年前に関西?のほうに引っ越したらしく、家が跡形もありませんでした。
八九寺真宵ちゃんの気分。朝から鬱!!

 

昨日は、古巣である株式会社gumi主催の東京ゲームショウ2016 / TOKYO GAME SHOW 2016アフターパーティー『gumi presents TGS After Party 2016』なるものにお呼ばれして行ってきました。
ギロッポンの明らかにピカピカなクラブで、めちゃくちゃ華やかな感じで行われていたので気後れしました。気後れしました。

田舎から上京した若者状態でしたが(9割間違えてない)、懐かしい顔ぶれがたくさんで生き延びましたとさ。
肝心のVR試遊機はこれまたやっぱり埋まっていたので、雰囲気だけ感じさせていただきました。

仲の良いプロデューサーと『君の名は。』の話をし、元部長にどやされ、エグゼクティブなプロデューサーに襲われた夜でした。何してたんだ俺。

みんな元気そうで何よりでした。

 

その後は、我が森下シェアハウスの卒業生でもあり、気のおけない友人・仕事仲間である株式会社MSKDの三澤氏と近況報告会。
最近僕がした選択について「早くそうすればいいと思ってたよ!」と笑われつつ、結局タイミングがないと踏ん切りがつかない人種なんだなぁ自分はと改めて思いました。もっと強くなりたい。

三澤氏がずーっと仕込んでいたサービスを触らしてもらって、これが非常に良い感じなので早く世に出てほしい。

何をするにしても、まずは順序を踏んでかないとね、と確認しあって別れました。

 

迷ってばかりの日々。
油断したら飯も食べれなくなるし、油断してないつもりでも時が過ぎれば状況が変わって気づけば泥沼にハマっていたりする。
先々考えると暗い気分になったりするし、お前何したいの? って常々聞いているけれどわかってるようなわかってないような。

でも定期的にこうやって大事な人と話すと、色々クリアになるし思い出したりします。
また頑張ろうと思った。まる。

 

日付は変わっていたけれど、帰りには雲が晴れて月が見えていました。

まるでその時の僕の気持ちのように……と言うのは大嘘で、月見てたらまたすごく落ち込んできて。笑

人の心のうつろいやすさヤバイ。語彙が貧困になるくらいヤバイ。

何故か宮沢賢治の『星めぐりの歌』を思い出して。最終的にサティの『ジムノペディ』聞きながら寝たらタイムトラベルしました。(→ここで目の前が真っ暗になってループ)

 

 

寝て起きてすぐ忘れてしまう夢の世界は、本当に別の世界線に繋がっているのかもしれませんね。
最近お酒を飲んで帰って一人になると突発的に孤独死しそうになるので、そろそろ身を固めたいです。そう、コンクリとかで。

月が綺麗ですね。

今日から『東京ゲームショウ2016 / TOKYO GAME SHOW 2016』が開催されています。
僕はビジネスデー参加の予定、明日行ってきます。
やっぱり話題はVRなのかなぁ。試遊機は瞬く間にうまってるとかなんとか。
去年はぷらーっと回っただけだったけど、今回はしっかり見て回りたいと思います。真面目にやれ赤髪、というわけです。
(『Fate/EXTELLA』やる気満々なのはナイショである。)

夜は業界系の交流会が様々開催される模様。そういうの今まで行ってなかったので、これまた参加してみようかなぁと思っています。しっかりやれ赤髪。

その辺の話はまた後日。

 

ってか9月半分終わりましたね。

 

AAG的にも個人的にも非常に厳しい月となりました。
勘がいい人は察してるかもしれないし、そうでない人はそうでないと思いますが、とりあえずそっとしておいてください。

過去を省みて改善し、未来を見て突き進んでいくしかないのです。(計画的に)

さて。なんだか台風が多いですね。今週もずっと天気が悪いようです。
今日もあいにくの曇り空ですが、今夜は中秋の名月。いわゆるお月見デーです。

各モバイルゲームにおかれましては、お月見イベントやらかぐや姫があらぶられているかと思います。
(僕の好きなFGOはなぜか魔法少女イベント。)

 

月と女性は密接な関係があると言われています。

古来、神話における月の神は何かと女神が多いです。これも意味があるように思えてなりません。

日本では月読尊(ツクヨミノミコト)がおりますが、こちらは男性と言われています。厳密には性別の記述が文献に残っていないのですが。
素盞鳴尊(スサノオノミコト)と実は同一であったが分けられたなんて説もありますし、男性と考えて良いのだと思います。
一般的に男性になるのがスタンダードな太陽神が女性の天照大神(アマテラスオオミカミ)で、女神になりがちな月の神が男性というのは日本神話の面白いところなのですが、そんな話は別に譲るとして。

アニメやマンガ、ゲームではツクヨミって女性として描かれがちですよね。
響きが女性っぽくて可愛いっていうのもあると思いますが、やはり月=女性というイメージが世間一般に流布しているのは大きいかと思います。
(一番初めに女性として描いたのはこの作品だ! 的な考察は今回しません。)

 

さて、そんな月ですが、今晩は見えるのかな。
残念ながら満月には少し足りないようです。

とはいえ、夜空に輝く月を見上げて愛でるという行為自体がよいのであって、何もまんまるお月様でなけりゃいけないってもんでもないはずです。

夜空の星やら月を眺めていると、つい誰かを思い浮かべてしまうなんて人もたくさんいるかとは思います。
とても素敵なことですが、今晩ついうっかりぽろっと「月が綺麗ですね」なんて零さないようにご注意を。

ま、その時、隣りにいる人次第なんですけどね。笑
みんな幸せになってください。月に代わって赤髪より。

 

『聲の形』と『君の名は。』を一日でまとめて見てみた。

お仕事の関係で、『聲の形』の試写会のチケットをいただいた。

『聲の形』(こえのかたち、英題:A Silent Voice)は、大今良時による漫画。最初の作品が45Pで『別冊少年マガジン』2011年2月号に、リメイクされた作品が61Pで『週刊少年マガジン』2013年12号に掲載された。『週刊少年マガジン』にて2013年36・37合併号から2014年51号まで連載。単行本は全7巻。
2015年版『このマンガがすごい!』オトコ編で第1位、『マンガ大賞2015』で第3位を獲得した。第19回手塚治虫文化賞新生賞受賞作。
京都アニメーション制作・山田尚子監督によりアニメーション映画化され、2016年9月17日に公開予定。
Wikipediaより-

「京アニなんだ」くらいの認識で、原作知らず、ウェブサイトも極力みずというほぼまっさらな状態で鑑賞させていただきました。

原作を読んでいないので、再現度や、比べてどうという視点ではものは言えないが、素直に見れてよかった作品。

細かい話はネタバレになるので(公開前だし)ふわっとした言い方になるけれど、視聴後の後味もよかった。

テーマとしても挑戦的な作品だと思う中(きっと原作の時点で言われてたことじゃないかと思うけれど)ちゃんとやり切れてるんじゃないかと思います。

ヒロインの早見沙織さんの演技がとてもよかった。

一つだけ言わせていただけば。その後、もう一本映画を見た際に、「ああ、これ予告見る目に見ちゃった方がいいな」って思いました。
映画館によく行く方で興味ある方、始まったらさっさと見ちゃったほうがいいと思います!

広告宣伝について、考えさせられました。あの予告で、いいのか……。

 

 

その後の予定が変更になったので、もう一気に済ませてしまおうと思い立ち、絶対見ようと思っていた『君の名は。』を続けてみてきました。

正直あんまりマークしてなかったんだけど、『シン・ゴジラ』見に行った時の予告で急に気になり始めた。

そしたらなんかめっちゃ話題になってて……Twitterの誤爆に怯える日々。早く見ちゃわないとヤバイと思っていたところだったわけです。

 

なんで予告を見て気になったかというと、以前に深夜中深海誠監督作品を時系列に見ていくというイベントで感じた、彼の一貫したテーマ(個人的にそう感じた)で今回も描かれているっぽいと思ったから。

ちなみに、新海誠監督が気になっている方は、当時イベントに一緒に行ったうちの綾瀬のブログが詳しいのでよかったら。
(ネタバレ含みまくりなので、ご注意です。)

今の時点での最新の新海さんの位置というか、テーマに対するアプローチをこれまでの作品と比べたかったから、という気持ちがとにかく強かった。

 

というわけで、見ました。

はい。

『君の名は。』の感想を一言で述べます。

「なるほど。」

ええ、納得感しかなかったです。

新海誠全部入り、新海誠総集編+おまけつき、みたいな感じ。

 

なんか、もう。ああ、これが集大成なんですね、っていう納得感。

 

なるほど、なんです。

見る価値のある映画だったし、評価が高いのも理解できました。
ネタバレ誤爆する前に、ちゃんと見れてよかった。

相変わらず背景描写さいっっっこうでした。

次回作にも期待してます。

 

 

と、いうわけで。

どうしても言いたいことがあるのでまだ書きますが。
ここから先は、どうやってもネタバレ成分が漏れてしまうと思うので、まっさらで見たい方はお戻りください。
いつも読んでくれてありがとうございます。

 

 

以下、自己責任で進んでください。はあと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たぶん過去作で一番近い雰囲気だろうと予想していた『雲のむこう、約束の場所』のアップグレードとも言えるし、『秒速5センチメートル』的でもあるし、『言の葉の庭』に関しては世界観の一部を共有してるし、『星を追う子ども』でみせたジブリ感もバリバリで。

通ってきた道をもう一度初めから歩き直してるような感じ。

 

集大成でもあるし、総集編というのはそういう意味です。

Twitterで「カルピス原液に水を入れて飲みやすくなった」的なコメントにはどっちかというと反対。
新海誠監督の原液バリバリだったよ。途中まで。

そう、途中まで。

 

ここを読んでる方は、ネタバレOKという前提で見てくださっているかとは思いますが、極力書きたくない。書きたくないんですが、これだけは言わせて。

『ほしのこえ』から14年。

新海さん、やっとハッピーエンドにたどり着いたんですね。

そして。

今回も本当はやりたくなかったんですよね多分。

だからこそ完全に後半蛇足でした。

 

でもみんなは求めてるんですよね。ハッピーエンド。

『言の葉の庭』の時も思ったもんな。もうハッピーエンドでよかったじゃん。でも、それより前の作品に比べたらいい感じにハッピーよりに前進してるし……これが新海さんなんだよなぁあざした! って感じだったし。

なので、なのでですよ。やっぱりみんな、泣いてるし、最高だって言ってるし、すっきりしてるのかなと。

本当のところはわかりませんが。
新海誠監督にこの結末を描くことを納得させた方々がいたんだとしたら、それが今回最大の功績なんじゃないかと思う次第でございます。

 

この映画を男女で見に行くと、そのまま結婚する勢いになる、的なツイートなんかも見ましたが。

僕は「なんか、もやっとするわこの映画。」という子と結婚したい。

 

新海誠監督の次回作にも大期待しております。

次は体内の水分枯れるくらい素直に泣かせてください!!!

 

『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.06

7月22日~24日の日程で行われた、言わずと知れた日本最大級のロックフェス、フジロック。

二度目の参加となる和賀の視点から、「テントサイトに泊まる、前夜祭から行くフジロック」をレポートしていきます。

鉄は熱いうちに打て、という言葉を肝に銘じつつ……なんとか8月中に書き切ることはできるのか!

前回記事はこちらから
『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.01
『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.02
『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.03
『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.04
『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.05

 

◎泣いても笑っても最終日。

仕事終わりました。
最終日にしてやっと心身ともにフジロッカーになった。

来年の教訓は「仕事はフジに持ち込むな」です。当たり前って言わないでお願い。

一日の始まりはヨガワークショップ/BASEWORKSから。

IMG_5028_s

写真に見えるのがピラミッドガーデンです。
ちょっと遠巻きだけどこんな感じ。

そのあとテントで朝食。

IMG_5029_s

最後の肉を片付ける。木曜日から実に4日目。
さすがにクーラーボックスの中は冷えてないけれど、普通にいけた。お腹も無事。

僕らが泊まったムーンキャラバンは会場に比べて高度が明らかに高く(微妙に気候が違う!)基本涼しいのでいけたってところかなと。
もちろん4日間肉が持つとは断言できないけれど、もっと保存環境をアップグレードすれば更に安全にいけると思う。
ちなみにホルモンが最終日まで残っていた。4日目にこれを食べようと思う辺りは男子脳……。

IMG_5030_s

4日目でぐちゃぐちゃだけど、こんな感じ。まさに男のテント泊……。
乾き物は全然余ってしまった。せめて消化しようとチー鱈山盛り。お酒は最後のワインを飲む。
ウイスキーストレートを朝から飲む気力はさすがにありません!
お水は2Lを一箱持ってきたけど、綺麗になくなった。

そこからのんびり、近所を探索。
気になるオブジェクトが乱立しているところへ行ってみた。

IMG_5032_s IMG_5033_s IMG_5031_s

サバゲーフィールドだった。
なかなか手作り感満載で、友人曰く「これ都内だったら怒られるレベルの施設」だそうだ。僕は味があっていいと思ったけど。笑

 

さて。のんびりしたところで会場へ。

ちなみにここで結構どこにも書いてない、わりと重要なテントサイト情報。
ムーンキャラバン・ピラミッドガーデンのチケットを持っている人は通常テントサイトへも入れる。
もちろん幕営はできないけれど、通常テントサイトからRED MARQUEEへ直で行ける入口があってこれが使えるのだ。
テントサイトから通常ルートで行くと何気に混んでいて思うようにスピードが出なかったりするので結構おすすめです。(起伏はあるけど)

最終日のスタートに選んだのはSHERBETS。出演者にキャンセルが出て、かわりにが出ると知ったのは前日の話。
こりゃ見るしかないわとRED MARQUEEへ。

のんびりしすぎて頭に間に合わなかったのが悔やまれるけれど、もう浅井さん節全開のライブに終始ニヤニヤ。
高校の時に聞きまくった『SIBERIA』の曲がたくさん聞けてアガリまくった。

『アンドロイドルーシー』と『ジェーンジェットの犬』が聞けたのは胸熱だった。
後は『HIGH SCHOOL』が聞けたら最高だったんだけど……と思ったら一曲目だったそうで。大失敗!

高校の時に地方FMで番組を持っていたんだけど、その時のオープニングBGMがこの曲だった。懐かしい。大好き。

 

次は非常に楽しみにしていたBABYMETAL、に向かう途中の出来事。

ちょうどGREEN STAGEKen Yokotyamaがプレイしているのを横目で過ぎた。

僕は小さい頃からとってもひねくれ者だったせいで……。
人生三大通過してないものが「ポケモン・エヴァ・Hi-STANDARD」で、悪気はないのだけれどKen Yokoyamaへのリスペクトが薄めなんです。
なのでハイスタを含めて曲は殆ど知らないんだけど。

あのリフが聞こえてきちゃったわけ。

さすがに走って戻ったよね!!
ええ、とても。よかったです。

ちなみにフジロックで実際に演奏された映像はYoutubeで見れますが、明らかに個人が上げたものなのでここでは紹介しません。
とはいえ、体験したい人は検索してみると良いと思います。自己責任で!

 

BABYMETALまではまだ時間があるので、ご飯休憩。

IMG_5034_s

ええ、寒かったんです。雨も降ってきたし。

 

さて、BABYMETALなんですが。
これ会場入れんのか……? という人の流れ。
入場規制レベルの人混みをWHITE STAGE横、ところ天国から見つめる僕ら。
最悪、ここで聞けばいいかねーなんて言っていたけれど「いや、これここまできたら行かな嘘でしょ。」と腰を上げ行列に突入。

牛歩状態で進みながらなんとかWHITE STAGEに入れた。
小雨のぱらつく中、超満の中、ついに始まった!

ちなみに私、初見です。

作りこまれた映像演出と演奏陣のバリテクな音の中、登場するBABYMETAL。
一曲目は、アイドル風に言えば自分たちの紹介曲、挨拶曲と言った感じの『BABYMETAL DEATH』。

女の子たちを見ちゃうと、かわいいなーってなってしまうけれど演奏が本気でメタルしてて笑ってしまった。いい意味で。

そこからの『ギミチョコ!!』

THE MAD CAPSULE MARKETS大好きな僕としては、TAKESHI UEDAさんが提供しているこの曲は大注目なわけなんです。
ええ、素晴らしい。

折角なんでMADの曲ものせときます。聞いてね。

公式が見つからなかった……。削除するかもしれませんのであしからずです。

 

BABYMETALの1stアルバムは聞いてたんだけど、おさないなーなんて思ってた。
だけどステージを見て関心。素直に感心。SU-METALちゃんの歌、すごくいい。

ばりっばりの思いリフをぬって突き抜けてくる感じ。伸びもあるし安定してるし。

もう一つ心に残ったのがこの曲。

泣きのピアノから始まり……このリフ!
必殺の日本人大好きメロディックメタル。サビのジャンプ。

まさに国民的メタルバンドのあの曲じゃん! ええ、素晴らしいオマージュです。だって普通にいい曲。

感想のギターがハモった瞬間、大興奮ですよ。
いやーーーBABYMETALいいわ。エンタメとして完成されてる。本気でぐっと来ました。

素直に大ヒットが頷けるステージだった。
しいていえば今度は室内で重低音を満喫したいと思った。

 

さてさて。残すところは大トリです。そう、Red Hot Chili Peppers
僕が心から愛するNirvanaと共にあの時代を駆け抜けたレジェンド。

……ここから熱いレッチリレポが、はい……

IMG_5037_s

りません。

 

正直に言おう。歳なんだなって。しょうがいないんだけど寂しかった。

名曲メドレーみたいなライブだったけど、上がらなかった。往年のスターのライブみたいだった。

何よりも。

『Can’t Stop』やらなかった。

大のレッチリ好きでこれを最高に楽しみにしていた友人が「もうファン辞めます」って言ってたのが印象的で。(もちろん理由はそれだけじゃないけど)

色々とバンドの心境とか想像して擁護はしたけれど、やっぱりただのファン心理としてはやってほしかったです。

求められるものと、表現者の葛藤とか、永遠のテーマだけど。

 

そこからは電気グルーヴがGREEN STAGEとフジロックの最後を締めるべく、ダンスフロアを作り上げていたらしい。
僕はというと最後に選んだのはRED MARQUEE。

BOREDOMSのEYヨさんのDJ!!
一日目のライブの様子はこちら

仕事があったりなんだり、いやほとんど仕事だけど。そのお陰でバタバタしていたフジロック。
最後の最後にたっぷり一時間踊り狂って締めました。

EYヨさん最高。最高でした。

IMG_5050_s

来年も来ます。狙ってる人はこの日付を要チェック!

温泉は、この日初めて並んだ。ムーンキャラバン・ピラミッドガーデン専用温泉は本当に空いている。これは今回最大のメリットだったかも。

 

◎さらば苗場。また来年。

フジロック4日目。12時までテントサイトを出ればいいというのんびり具合がまた魅力なんです。

とはいえ粛々とお片付け。

ものもなくなったところで、今回お世話になった住居のスペックを改めてご紹介。

こちらでも紹介したように、リビングと寝室があるタイプ。

IMG_5052_s IMG_5055_s IMG_5056_s

来年一緒に行ってくれる人、募集中。人数いればいるほど楽しいと思うので。

IMG_5058_s

綺麗に積めました。

PCを充電してエンスト気味だった車も無事エンジンが掛かり一安心。
ちなみにそういった車のトラブルにも対応してくれるサービスがあります。至れり尽くせりだね。

 

以上、一ヶ月以上かかってしまいましたが、今年のフジロックレポートは終了になります!
来年はもっとタイムリーに鮮度の高い情報を提供したいです。

っていうかみんな行こう。一緒に楽しもう、フジロック!!

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

IMG_5061_s

ただいま。

 

『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.05

7月22日~24日の日程で行われた、言わずと知れた日本最大級のロックフェス、フジロック。

二度目の参加となる和賀の視点から、「テントサイトに泊まる、前夜祭から行くフジロック」をレポートしていきます。

もう9月になるけど、二日目の様子をお伝えしていきます。

前回記事はこちらから
『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.01
『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.02
『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.03
『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.04

 

◎俺のフジロックやっと始まった……?

いうても平日だった0日目と1日目。
苗場でも仕事に追われるという二日間でしたが、今日は土曜日だ!
というわけで朝食。

0日目でなくなると思っていた食料はまだ健在。
焼けば食えるよね! という男子的な思考もありつつ、クーラーボックスって3日目でも結構冷えてるのね。
近場のホームセンターで買ったいわゆるノーブランドな品ですがいい仕事してくれました。
冷却用のアイテムをもう少し考えれば4日間自炊も余裕かも。

IMG_5009_s

そこから気になっていたヨガワークショップ/BASEWORKS へ。

朝9時からやっている、フジの中では一番意識高いライブ(?)です。笑
でもとってもよかったよ! スッキリ!

さてここからは14時までのんびり。
THE ALBUM LEAFかな~とおもっていたところを、FIELD OF HEAVENROVOに変更。
それまで時間はたっぷりある!(この時点でまだ仕事残ってるんだけどね……)
ちょっと周りを散策してみることに。

フジロックはアウトドア用品の見本市といっても過言じゃない気がしている。
現に僕は去年絶対欲しいと思ったアイテムを手に入れて苗場入りしたし、今年もいろんな人たちのキャンプの様子を見て勉強した。

テントは寝室とリビングがあるタイプが快適なんだけれど、どうしても設営は二人がかりでないと厳しい。
一人で同等の環境を構築できるなら奥多摩辺りでキャンプしながら仕事してみたいなぁと画策する僕は、なんとかしてその壁を超えられないかと思っていたのですが……。ありました。

 

 

これね、多分「二人でやれ」って書いてると思うんですわ、説明書に。
でも経験上、一人で広げられるはず。これをリビングにすれば、寝室は二人用のコンパクトなテントでもいいなぁ……。

夏ならこういうベッドで寝ちゃうのも手です。
快適そうだったなぁ。

来年は、イケてるテント生活をしている方々に取材してみようかな、なんて画策しています。

 

そんなこんなでのんびりしつつ仕事しつつでFIELD OF HEAVENへ。
折りたたみの椅子に座りながらROVOをまったり楽しむ。

フジロックは野外フェスだけど、必ずしも立ってなきゃいけないわけではない。
なんせスペースは広いのだ。少しでも前に行きたい人は別だけれど、のんびり聞きたければ座りながらでも楽しめるのがよい。

こういう折りたたみの椅子を持ち運びつつ、好きなときに座って食べる、飲む、聞く。
レインウェアや着替えなどちょっとしたもの置いたりするベースにしてしまうのもフジロック流。
もちろん貴重品等々、自分の持ち物はしっかり管理する責任があるけれど、日本の治安の良さを実感します。

ちなみにフジロッカーにはこれが人気。

肝心のROVOですが、心地よすぎてウトウトしてました。これ褒め言葉ね!

 

その後はボードウォークを抜けてなんとなくWHITE STAGEを目指す。
ところ天国で川に足をつけながら仕事をしようと企む。

IMG_5022_s IMG_5023_s

ここでのんびり仕事でもしようかと思ったんだけど……。

寒い。

想定外に寒かった。今年はそこまでガンガンに晴れていたわけでもなく、川辺はちょっと気温が低かった!!
もう少しゆっくりたかったのだが、やむなく離脱……。

体が冷えたらどうすればいい? カロリー摂取するしかない!! ということであんまり食べてなかったフジ飯を食らう。

IMG_5025_s IMG_5026_s

なんとか体を温めて……。
二日目一番のお目当てであるEGO-WRAPPIN’へ!

一曲目からいきなり『くちばしにチェリー』でブチ上げ!

『私立探偵濱マイク』の主題歌だった曲。
濱マイク……マジで好きなんですわ。あんなスタイリッシュでマニアックな地上波ドラマ、なかなかなかったと思う。

そこからもう、流れるようにラストまで堪能した。こんなに満足度高いステージいつぶりだろうってくらい、お腹いっぱい。
そして最後は『GO ACTION』で踊り狂うフロア!

はぁ~、EGO-WRAPPIN’ 最高だったわ~……と浸っていたら。なんと中納さんと森さんが二人だけで再度ステージへ!
もう一曲、とアコースティックバージョンの『サニーサイドメロディー』。
しっとりと、素敵な余韻を残して苗場の夕方を飾ってくれた。

 

さぁ、いよいよ二日目ヘッドライナーの『BECK』!!

……なんだけど。3曲聞いて気づきます。そこまで自分、好きじゃなかったわ。
ということでGREEN STAGEを急いで離脱して再度WHITE STAGEへ!

悩んでたけどやっぱりこっちです。『TORTOISE
結構昔のアルバムしか持っていなかったけれど、生で聞けるなら是非と急いで向かう。

結果大正解だった。
「あ、5人なんだ!!」とか言うほど、よく考えたら全然知らなかったけど、とにかく新鮮で刺激的。
昔聞いてたアルバムと全然違う気もしたけど、実験的で前衛的でちょっと不穏な感じの楽曲がすげーよかった。

その後もフジの夜は続くんだけど。
余韻に浸りながらそっとキャンプサイトへと戻っていく私であった。

仕事残ってるんでね……。

西馬音内盆踊り、一日目。

里帰り中の赤髪です。
フジロックのレポートがまだ途中ですが、地元のお話を少し。

 

我が故郷、秋田県羽後町には『西馬音内盆踊り』という郷土芸能がある。
曜日にかかわらず、毎年8月16日~18日の3日間で行われるお盆行事だ。

国指定重要無形民俗文化財で、日本三大盆踊りでもある。

本町通りという、西馬音内では(一応)メインストリートで行われるこの盆踊りだが、僕はまさにその本町生まれ本町育ち。小さい頃から当たり前のように触れてきた。

保育園から小・中学校と学校行事レベルで取り組むものでもあるので、西馬音内の人間は少なからず踊れるもんなのだが、実際に踊りの輪に入るかどうかは家の影響が大きい。

和賀家は、母をのぞく家族全員が何かしらやっていたので、僕にとっては自然な流れだったわけだ。
まぁ家にいるとお囃子の音が聞こえてくるので、いてもたってもいられなくのである。

初めは踊っていたけれど、なんとなく年頃になると気恥ずかしくて、兄貴の影響で囃子方の太鼓に転向。
上京するまでは毎年櫓に上がって叩いていた。
その後も帰郷できれば必ず参加している。

バンドをガッツリやっていた頃は絵に描いたようなフリーターだったのでお金もなく、あんまり帰郷できなかった。(秋田遠い新幹線高い!!)
でもgumiをやめてからはコンスタントに帰れているので、また盆踊りプレイヤーとしてにわかに復活しているわけであります。

雨が心配されていたけれど、昨日はなんとか持ってよい一日目のスタートが切れた。
平日ということも相まって、観光の方、躍り手の足は若干少なめな感じもあったけれど、今年も沢山の人が篝火に集っていた。

去年は最終日しか参加できなかったけれど、今年は久しぶりに三日間出られる。
二日目も雨が心配ではあるけれど、大雨も過ぎ去り予報的にはもう大丈夫そうなので、本町通りで開催できることでしょう!(実行委員会の偉い方々、賢明な判断を期待しておりますよ!)

簡単なレポートも上げていきますので、よろしくお願いいたします。
とりいそぎ、昨日の様子をちょろっとUP。

昨日は音頭しか叩いてないので、今日はがんけも叩こう。

『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.04

7月22日~24日の日程で行われた、言わずと知れた日本最大級のロックフェス、フジロック。

二度目の参加となる和賀の視点から、「テントサイトに泊まる、前夜祭から行くフジロック」をレポートしていきます。

前回に引き続き、一日目! ヘッドライナーが終わった後の夜のフジロックをさらりとご紹介します。

前回記事はこちらから
『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.01
『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.02
『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.03

 

◎目指すはオールナイトフジ

誰もいないGREEN STAGEを横目にWHITE STAGE方面を目指します。

目的地はフジロックのエリアでも最奥地。Café de Paris

IMG_4975_s

GREEN STAGEを少し抜けたところ。木の上に大きな目玉。

この目玉はフジロック名物。あちこちにある大きな岩に、川原の石に。色んな所に目玉が見かけられます。

もう少し行くと、右手にKIDS LANDが見えてきます。

フジロックは、子どもと一緒に参加しているファミリーもたくさん見かけます。そんなパパママの子守スポットでもあり、自分が子どもだったら……と遥か過去に思いを馳せれば、もうたまらないであろう遊具のあるブース。

今回写真を撮っていなかったことが悔やまれますが、ここにある小さなメリーゴーラウンドがね。好きなんです。

夜の闇に淡く光って回っている感じが、たまらなくてね。オススメ。

IMG_4976_s IMG_4977_s IMG_4978_s

さらにWHITE STAGE方向へ。森のなかを抜けていきます。

上からぶら下がった、星。イカ? 異星人? 謎のオブジェクトが森を染めています。

写真だと伝わらないんですが、徐々に色が変わっていくんですよ、これ。

先を急ぐ人、まったり酔っ払って歩く人。フジの夜を彩ってくれる光。

IMG_4979_s

WHITE STAGEの手前、ところ天国に到着。

ここは日中なら川原で涼む人たちで溢れるスポット。僕のお気に入りスポットでもあります。

ところ天国では、映像作品が上映中。この時間の川の水は芯まで冷えるくらい冷たいので、さすがに誰もいません。

ここからCafé de Paris方向へボードウォークで抜けていきます。

IMG_4980_s

森の中を突っ切るように伸びた木道。日中でも鬱蒼と暗いのに、夜となると完全に闇。

その中を様々なライト・演出が照らす夏の夜の夢みたいな道。こんな素敵なことになっているとは知らずにテンションが上がるわたくし。

控えめなライトに始まり、途中の木道亭では数人の人が固まってひっそり幻想的な映像を見ていたり、森に置かれたモニターではアップになった巨大な虫の営みが見れたり。

IMG_4981_s IMG_4982_s IMG_4983_s IMG_4984_s IMG_4985_s

森のなかのミラーボールって、すげぇいい。夏だし、ホタルみたい。

でもね。ストロボは危ないよマジで。前後左右わかんなくなって木道から落ちそうになったからね!!

……なかなかできない体験ではあるんですが。笑

 

IMG_4991_s

そんなこんなで、Cafe de Parisに到着。

バッキバキにかっこいいトラックでゆらりと揺れる。やっと僕のフジロックが始まったと実感しました。遅い。

ハイネゲン一杯やって、周りを散策。

IMG_4986_s

蒸気を吐き出す謎のオブジェクト。

IMG_4988_s

光るうさぎ。

 

 

なんとか一日目を取り戻した気分になって、僕は帰路につくのでした。

IMG_5001_s

帰り際のORANGE CAFE

 

ちなみにここから、自陣のムーンキャラバンまで。一時間コースですわ。遠い。

『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.03

7月22日~24日の日程で行われた、言わずと知れた日本最大級のロックフェス、フジロック。

二度目の参加となる和賀の視点から、「テントサイトに泊まる、前夜祭から行くフジロック」をレポートしていきます。

前回は、全然体験できなかった「前夜祭」の様子をお伝えしましたが、本日はいよいよ一日目です!

前回記事はこちらから
『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.01
『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』 レポートvol.02

 

 

◎ついに始まるフジロック!!

持ち込んだ仕事でスロースタートな気分の前夜祭から、ついにフジロック’16本番!

IMG_4957_s

とはいえ、一日目は目当てが少なかったので、これまた空き時間で仕事を倒す感じになりそうな雰囲気。一緒に行ったメンバーも、初日は肩慣らしという感じでのんびりな朝を……。

迎えられるはずがない。だって11時からBOREDOMSなんだもの!!

11時というとお昼前という感じもしますが、フジ的にはメインステージであるGREEN STAGEのトップ!
朝一なわけです。

BOREDOMSといえば、僕の大好きなnirvanaのカート・コベインに「ボアダムスに入りたかった」とまで言わしめたバンド。

中心人物のEYヨ(山塚アイ)さんは伝説のノイズバンド、ハナタラシのフロントマンでもあります。その壮絶なレジェンドっぷりに興味がある人は個別で調べていただくとして(それだけで一つ記事が書けるので笑)BOREDOMSを少しご紹介します。

BOREDOMSのメンバーですが、三人です。もう一度言います。メンバーは三人です。

 

メロディーや歌、一定のリズムとはもはや無縁。表現という衝動がそのまま駄々漏れになっているようなバンド。
ジャンルとか、音楽性とかって話はこの際抜きにしましょう。BOREDOMSという独立した何かなので。

そんな彼らのライブ!

僕のテントサイトは曇りで肌寒かったのですが、会場は晴天。そして暑い!!

フジロックが始まるぜ! 的な主催者挨拶を聞きながら、何年か前に日比谷公会堂で初めてBOREDOMSのライブを見た時のことを思い出します。
あいにくの雨だったのですが、EYヨさんができてた瞬間に晴れたっけ……。まさに最強の晴れ男。

ステージにはドラムが2台。と、謎の設備。

ドラムを取り囲んでるそれ、何……? 銀色に輝く棒。端っこは丸くなっていて……。

IMG_4959_s

まるでキリストのようなルックスのEYヨさんが、その棒を小さい鉄? アルミ? の棒でなぞるとですね。

……しゃらららら~ん、という金属音が会場に鳴り響くのです!!

これでした……もはや楽器ですらない!

まぁEYヨさんは、これまでも想像だにしないようなオブジェクトを楽器のように扱ってきた方なので、そこまで驚きはしないまでも、笑いました。

これ、ギザギザになってますよね? ここをなぞってたんですね……。
これは今回のライブのメインサウンドとして何度も登場しました。ええ、工事現場の資材ですけどね?

そこからは2ドラムとEYヨさんの変幻自在のパフォーマンス! 触ってると音が出るのか、手を離すと音が出るのか……よくわからない謎のデバイスを操っていたりと、とにかく何をしているのかは40%くらいしかわからないけど、脳みそに直接電極をぶち込んだような高揚感が会場を包んでいきます。

そんな中……冒頭のロープどめ金具にも匹敵する楽器? があることに気づきました。

ヨシミさんが電子パットを叩くと、これまた不思議な金属音がなるんですよ。
なんだろうと思っていたんですが、会場のモニターを見上げるとね……。

ステージ天井に向けれた小型スピーカーのコーンの上を躍る、ワッシャー、ビス、折れたフォーク、灰皿……。

そう。電子パッドを叩くたびに、スピーカーコーンが金属のガラクタたちを振動で跳ね上げて、そのぶつかり合う音が……会場に流れていたんですね!!

なんだこれ、自分は一体今何を見聞きしてるんだろうと。

ただただこみ上げる笑い。ぶち上がる衝動。脳みそから溢れ出すよくわからん物質!!

音楽じゃないのかもしれませんが、じゃあ音楽ってなんですかと。
哲学みたいな話がしたいわけじゃなく。ひたすらにBOREDOMSは感性を直接バールでぶん殴り続けてきたした。

ええ、最高でした。

フジロックが始まった!!

 

◎結局空き時間は仕事、仕事。

BOREDOMSでの興奮も、ムーンキャラバンの仮設苗場オフィスに戻る頃には落ち着いておりました。

遠いわ。

そこから仕事をして、15:20からFIELD OF HEAVENでのUAを目指します。

ボードウォークという道が二本ほどありまして。目的地がはっきりしている人にとってはちょっとしたショートカット。
なんて一方通行で、特定の場所にしかいけないのですから。

IMG_4968_s

緑の中を行く……これが気持ちいいんですわ。

FIELD OF HEAVENは会場でも奥地とされている場所。とっても遠いのですが、山好きとしては緑に癒やされて気を紛らわせることが出来ました。

そして到着。

IMG_4971_s

……が、超満!!

ゆっくり座ってみたかったのですが、そういう雰囲気でもなく。

一曲目の『情熱』で上がったテンションも、人混みと暑さでやられてしまい……。ドリンクも買えないほどだったので、途中で離脱してしまいました。

こういう苛酷さとその時の気分を大事に行動する感じもフジロックならでは。

UAさんには何の責任もない! また機会を改めてみたいです。

帰りは川原でちょっと涼んだりしつつも……。

ヘッドライナーのSIGUR ROSまでお仕事再開。

 

◎まぁ、仕事って終わらないですよね、からのSIGUR ROSをロス。

フジまで行って何してんだって話ですが、仕方ない!!
冷静になると、そこまで吐いちゃうほどSIGUR ROSラブでもないじゃん、と自分に言い聞かせつつ……。

せめて深夜に少し踊りに行こうと誓いつつ、仕事をやっつけていくのです。

なんとかめどを付けて移動した始めたのは0時を回ってから。

夜のフジも、味があるんです。

IMG_4972_s

場外エリアは今が本番。

新人たちが熱いライブを繰り広げるROOKE A GO GO以外は、はっきり行っていかがわしい雰囲気満載のブースばかり。
一回も入ったことないけど、なんか怪しいCRYSTAL PALACE TENTとか(偏見ですみません)これまた入ったことないけど、見るからにナンパが横行してそうなバーとか!!
余裕がでたらこの辺でも遊んでみたい、来年あたり。

あ、ディスってないです。でも通ればわかるよあの雰囲気!

 

IMG_4974_s

誰もいないGREEN STAGE。

ここでSIGUR ROSが爆音を……。
いいんだ、きっとまた見れるさ!!

 

このまま奥へ奥へと……。
フジの一番奥地を目指します。

次回は、夜のフジの様子を。