改めて聞きますが、音楽で売れたいんですか?

昨日、she’sとか東京真空地帯@ShinkuOfficialでドラムを叩いているszkちゃん@suzakuchanとひっさびさに飲みました。at 登戸、金井商店。

szkちゃんとはかれこれ7、8、9年……だいたいそれくらいの付き合いです。

 

最近どうよ、的な話に花を咲かせつつ、どうしても音楽のお話になりますよね。

szkちゃんは非常に感覚が近いので、話が通じて嬉しいのですが。

最近、僕が持論として思っていることを話したりして、だよねー、なんて言いながら楽しく飲みました。

 

機会があったら話そうとは思ってたんですけど、そろそろ小出しにしていこうかな……。

多分間違いなく叩かれるので、あんまり言わんほうがいいかなと思っているけど……。

 

じゃあちょっと、話の角度変えましょうか。

 

今日読んで、面白かった記事を紹介。

「4つ打ち」の次にくる邦楽バンドシーンのトレンドとは?

すっごい乱暴に要約すると、最近の四つ打ち事情から、その人気が陰っていることを説明。

これからは「ブラックミュージック」が来ますよ、というところからの結局は『SATORI』というバンドのプロモーション記事(な気がします。)

今流行のネイティブ記事ってこういうことか!? と一人で思ってたりしてたけど、それはいいや。

 

これ読んで、どう思いますかね?

もっと言うと、なんにも感じないか、おっ!マジか!って思うか、もしくは嫌悪感を抱くか。

 

それによって、その人の音楽のスタンスが分かる気がします。

どれがどうだって話はあえてしませんが。

 

ちなみに僕は「なんにも感じない」の方ですかね。

 

その心は!

別に何が流行ろうが関係ないからです。

流行ってるから聞くかって言ったらそんなことはなく、好きか嫌いかなので。僕が音楽を聞く基準って。

「でもそればっかりになったらうざいじゃん!」って話ももちろんあるかと思いますが、そもそも最近の曲はほとんど追いかけていないので、そんなことにも気づかない可能性が……。

最近、やっと自分の音楽傾向が偏っていることを認める気になりました。

僕、本当に90年台が大好きみたいです。

 

そんなもんです。

 

ただ、「流行っているから聞く」人はいるんですよ、世の中。

単純に「流行り」を追っている人。

流行っていることでよく耳にするから聞き始める人。

こういう人達は、いわゆるブームを作る人達です。

 

なぜか。

まず、数が多い。そして、周りの影響を受けやすいのでハードルが低い。そして拡散したがる。

とは言え、スポンジのように何でも吸収してくれるわけでは決してないというのが悲しいところ。

わかりやすいものに流されやすいということは、逆に言うとわかりにくいものには全然反応してくれないということでもあります。

ここに関しては、根拠を提示しろ、と言う話になると今回はちょっと面倒くさいので、選挙でいうところの「浮遊票」のようなものだと思ってください。

けっこう、感覚的にイメージ伝わる気がしているんですが。

 

 

バンドマンの話にしましょうか。

 

例えば、LEMONsに四つ打ちの曲、ありません。

 

その心は!

……いや、あんまり聞かないしよくわかんないんでやってないだけっす……。

ただ、ライブで盛り上がるというのは非常によく分かる。そういう意味ではやるメリットはありますよ。

とはいえ、僕、文字通りあんまり聞かない=そんなに興味がなかった、ので、理解してないからちゃんとやれないんですよ。多分。

ちゃんとやれないからやらないです。

 

同じ理由で、例えばこれからブラックミュージックが流行っとしてやるかって言ったらやらないです。

デルタブルースは好きだけど、あとはあんまり聞いてこなかった。

よく分からないし、好きでも嫌いとも言えないし、なのでバンドでやらないです。ビックマフ踏んでる方がいい。

 

一方。

流行ってるからやる、という感覚は必要ですよ。

流行っているということには明確な理由がありますし、それに乗るということは、目に見える形で成功を掴みやすいということでもあります。

やらない手はないのかもしれない。

それこそ、敏感にそういう傾向をキャッチして、ドンピシャなタイミングでドンピシャなバンドとか立ち上げたら、こりゃもう、いい感じなことになるかもしれないです。

 

 

はい。

この聞く方の話と、やる方の話をね。並べて考えてみて欲しいんですよ。

 

つまりです。

「流行っていようがいまいが、興味がない人はないし、興味がないものはまず聞かないし、今後も聞かない。」

可能性が非常に高いわけですから、

「好きなことをやって、一生懸命伝えようとしても、興味がない人には残念ながらどうやったって届かない。」

というのが、割と現実だったりするんです。

 

でも、

「興味がある人を捕まえさえすれば、好きなことを一生懸命やることが、とても良い結果につながる。」

ということになりやすい。

要はマッチングの話です。

 

 

その一方で

「流行っていると言う事象だけで、なんとなく聴き始めたり好きになる人は確かにいる。」

その上、そこのボリュームゾーンが多いわけなので

「流行りを取り入れれば、チャンスが増える。」

と言うのは、まぁちょっと安直とはいえ、言える話なのです。

 

しかし、

「好きじゃないことなんてやりたくない。」

という人がほとんどだと思うし、

「好きな音楽で人気を掴みたい。」

と思うのが音楽演る人の性みたいなもんですからね。

 

 

表題に行きます。

 

んで、どうなんですか。音楽で売れたいんですか。

 

とか言ったけど、今回、最近のメディアの流儀に従って、挑発的な感じにして見ましただけで、別にそういう攻撃的な話をしたいわけではありません。

炎上! 怖い! ……嘘です。

 

いやね。

自分はどこで納得するか、ちゃんと考えておいたほうがいいんじゃないかな、って話なんですよ。

 

上に書いたような、ジレンマみたいなことを抱えて、みんなやっていると思うんだけど。

事実は事実としてあって、僕が言っていることって挑発でもなんでもなくて、まぁある話なんですよ。

目を背けても仕方ないし、その気になってもっと本気で調べたら、消費傾向がどうだとか、今どのエンタメに人が集まってんだとか、可処分時間とか、音楽が流行ってないっぽい理由はいくらでも出てくる。

 

そういう中で、続けていくために、自分がどうなれば納得行くのか、どうしたいのかっていうことは考えておいたほうがいいいです。

「売れる」って言葉ほどアバウトなマジックワードはなくて、それが一体どういうことなのか、自分たちにとっての基準はどうなのか、定義している人達って驚くほど少ないですよね?

そういう、自分たちなりの明確な答えを、なるべくしっかり持ってくれたらなぁ、なんて。

 

何でこんなこと言うかって。

ただ、がむしゃらにやって疲弊して、なくなっていくバンドが減って欲しいからです。

 

自分で納得がいく音楽との関わり方が見つかれば、辞める必要はなくなると思っています。

 

悲観的じゃない音楽の未来の話もしたいし、そのためにできる事ってないのかなって思っています。

でもその前に。

 

悲観的じゃない、自分の音楽人生、考えて欲しいです。

 

 

 

 

 

 

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改めて聞きますが、音楽で売れたいんですか?」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: 「バンドで飯を食う」をぬるーく電卓叩いてみると、こうなる。 | ABOUT A GIRL

  2. ピンバック: 大変なのは自分だけじゃないぞよ、バンドマン。 | ABOUT A GIRL

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